〔074〕大峰山(552m)、〔075〕中山(478m)

兵庫県 宝塚市

2009年12月19日


兵庫100山に戻る

標高差:284m
Road Map :中国道を宝塚ICで下りてR176を西進し、県道33号線を北上して十万辻峠の登山口に至る。
Route Map:峠の登山口を基点に大峰山、中山をそれぞれ往復する。
兵庫100山』   薮山二つを散策する。
兵庫100山のスタンプラリーとして宝塚の山に行ってみたが、この山では勿体無い程の良い天気だった。
コースタイム:2時間28分 (登山口〜大峰山〜登山口〜中山〜登山口) 
雑記
”大峰山”、”中山”は関西圏では結構有名な山の様であるが、これまで登りたいと思ったことがなく、兵庫100山に選定されたので、今回仕方がなく登ってみたが、意外と良い山だったとの
印象を抱いてしまった。 とは言うものの低山の優等生、”高御位山”にはまったく及ばない感じではある。
”大峰山”への登山口表示は非常に小さく、車で走りなが
らでは確認出来なかった。 右側には ”中山”への登山口
があるが、まずは ”大峰山”から登ることにした。
県道33号線、十万辻峠側から大峰山、中山に登るには駐車場
が無い。 唯一、車を停められるスペースは ”カーブNo,22
の赤丸の地点に1台分あるのみ。 ここから登山口までは歩いて
3分程の距離。
登山口からはしばし急登が続くが、今日の気温は3℃であり、
この登りで体が暖まった。
尾根筋に出ると常緑の広葉樹の多い展望の利かない穏やかな
道となる。 冬の散歩道としては良い感じの道だった。
27分にて送電鉄塔下に出る。
御多分に漏れず、鉄塔下は展望が
良い。
鉄塔下からの展望。 剣尾山方面の山々が見えているが虚しい景色である。
44分にて ”大峰山”(552m)に着く。
ピーク感無し、展望無し、山頂表示無し、樹木の上に
プライベートな小さな表示があるのみ。直ぐに下山する。
下山中に木立の隙間から見えたささやかな展望。
ここから登るハイカーは少ないのか、大峰山側へも、
中山側へも登山口の表示は道路から見難く、通常、
十万辻峠からの登山口と書かれているが、十万辻峠
からも離れており、この登山口は見付け難いと思う。
県道33号線に戻り、真反対の中山登山口に入る。
登山口からは道路と平行して少し沢沿いに歩き、反対斜面に取り付く。
小さなジグを切って登って行くと先ほど下山した鉄塔(右側)と ”大峰山”が見えていた。
前方が明るくなったと思ったら ”宝塚高原ゴルフ場”の縁
に出た。 我々は歩いているので暑い位であるが、気温3℃でプレーしているゴルファーは寒そうにしていた。
”中山”側も展望の利かない穏やかな道が続く。
小さな馬ノ背状のザレ場に出た。 ここからは展望が
良く、樹木の向こうの ”大峰山”以外は見渡せた。
標高差の少ない ”中山”への登りは楽チンモードで疲れることなく足が進む。 周辺は赤松が多く、マツタケが採れそうなムードであった。
馬ノ背から見た ”六甲山”は普段見ている山脈でなく独立峰的に見えた。
”蓬莱峡”の岩肌も良く見えていた。
こちらは同じく馬ノ背から見た、能勢の妙見山、剣尾山方面、平野部は川西の市街地。
登山口から36分にて ”中山”(478m)に
着く。 先輩は見知らぬハイカーに大峰山へ
の登山口を説明中。
”中山”の山頂は満点とは行かないが意外にも展望は良かった。
中山寺、清荒神側から登って来たハイカーが多く休息していた。
”中山”の山頂から見た ”大峰山”。 眼下に見えているのが馬ノ背状のザレ場。
大峰山:登り44分、下り35分
中山:登り36分、下り33分
なかやま
おおみねさん